テキストの差分 — どこが変わったのかだけを見る
二つの文章を並べて、追加された行と削除された行を色分けします。契約書の修正前後、コードの新旧、翻訳の二つの版。目で追うと見落とす違いが、行単位で並びます。
長い文章を二つ見比べる作業は、人の目には向いていません。同じ段落が続くと視線が滑り、一文字だけの違いは読み飛ばします。差分は、同じ部分を畳んで違う部分だけを見せる道具です。
貼り付けた文章はブラウザの中だけで処理されます。社外に出せない契約書や未公開の原稿でも、外部に送られることはありません。
見た目が同じなのに違うと出るとき
日本語や韓国語では、見た目がまったく同じ文字が内部では別の並びで保存されていることがあります。macOSでファイル名を扱うと起きやすく、「が」が「か」+濁点の二文字として記録されるような状態です。
この違いをそのまま比べると、画面上は同一に見える行が「変更あり」と判定されます。このツールは比較の前に文字の表現を揃えるので、そういう偽の差分は出ません。
それでも差分が出る場合は、行末の空白、全角と半角の空白、改行コードの違いを疑ってください。どれも目には見えませんが、文字としては別物です。
大きなファイルでも止まりません
差分の計算は、素直に書くと文章の長さの二乗に比例するメモリを使います。1万行どうしを比べると数百MBに達し、ブラウザのタブが固まります。
このツールは、必要なメモリが行数に比例するだけで済む方法を使っています。結果は同じで、長いファイルでも止まりません。
とはいえ、数万行を超えるような比較は専用の道具のほうが快適です。プログラムのソースならバージョン管理システムの差分機能が、構造まで理解して表示してくれます。
使いどころ
- •契約書や仕様書の版が二つあり、どこが直ったのか分からないとき。
- •翻訳の修正前後を並べて、訳文のどこに手が入ったかを確認するとき。
- •設定ファイルを編集した後、意図しない行まで変わっていないか確かめるとき。
- •同じ内容を二か所に書いている資料で、片方だけ更新されていないかを調べるとき。
よくある質問
単語や文字の単位でも比べられますか?
このツールは行単位です。一行の中のどこが変わったかまでは分けません。
順番を入れ替えただけの行はどう出ますか?
削除と追加として出ます。移動としては扱いません。
貼り付けた文章は保存されますか?
保存されません。比較はすべてブラウザの中で行われます。
差分の結果を保存できますか?
画面をコピーするか、必要な部分を選んで使ってください。
