証明写真の作成 — 顔の大きさまで規格に合わせる
手持ちの写真を各国のパスポート写真の規格に切り抜きます。日本のパスポートは35×45mm、頭の高さ34±2mm、頭の上の余白4±2mm。この比率を枠で示すので、目分量ではなく寸法で合わせられます。
証明写真で落とされる理由は、背景でも表情でもなく、顔の大きさが規格から外れていることが多くあります。日本のパスポートでは、写真の高さ45mmのうち頭が34±2mm。この比率はかなり厳密で、スマートフォンで撮った写真をそのまま切り抜くと、たいてい顔が小さすぎます。
このツールは、選んだ規格の顔の高さと余白を枠として重ねます。頭のてっぺんとあごを合わせるだけで、寸法どおりの写真になります。
主な国の規格
| 国 | 寸法 | 顔の高さ | 背景 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 35×45mm | 34±2mm | 無地。白が推奨 |
| 韓国 | 35×45mm | 32〜36mm | 白 |
| アメリカ | 2×2インチ | 25〜35mm | 白または白に近い色 |
| イギリス | 35×45mm | 29〜34mm | クリームか薄いグレー |
| フランス | 35×45mm | 32〜36mm | 薄い無地。白は不可 |
| 中国 | 33×48mm | 28〜33mm | 白 |
日本の申請で気をつけること
パスポート用は6か月以内に撮影したもの、無帽、正面向き、背景に影がないことが条件です。頭の上の余白は4±2mmで、詰まりすぎても空きすぎても不可になります。
オンライン申請では画像のサイズにも上限があります。マイナポータル経由の申請ではJPEGで600KBまでです。書き出す前にこの上限に収まるかを確認してください。
眼鏡は外すのが確実です。反射やフレームが目にかかると不可になります。前髪は眉と目にかからないように、輪郭が隠れないようにまとめてください。
印刷とデータ、どちらも作れます
書き出すデータは300DPI相当で、日本の35×45mmなら413×531ピクセルになります。オンライン申請にはこのまま使えます。
紙に焼く場合は、L判に複数枚を並べた面付けを作れます。コンビニのプリンターやカメラ店のプリント機でL判を選べば、そのまま切って使えます。1枚あたりの単価は証明写真機よりかなり安く済みます。
印刷の用紙は光沢のある写真用紙を使ってください。普通紙では規格外とされることがあります。
撮るときのこつ
- •自然光が入る窓の前で、白い壁を背に。正面からの光だと影が出にくくなります。
- •少し離れて撮り、後から切り抜くほうがきれいです。近すぎると顔の輪郭がゆがみます。
- •スマートフォンの自撮りは広角レンズで顔が歪むことがあります。可能なら人に撮ってもらってください。
- •写真はどこにも送信されません。切り抜きも書き出しも端末の中で行われます。
よくある質問
スマートフォンの写真でも大丈夫ですか?
解像度は十分です。大事なのは正面から撮ること、影を作らないこと、顔の大きさを規格に合わせることです。
背景が白くありません。
白い壁や白い布を背にして撮り直すのが確実です。加工で塗りつぶすと輪郭に不自然な線が残り、不可とされることがあります。
眼鏡はかけたままでよいですか?
反射やフレームが目にかかると不可になります。外して撮るほうが確実です。
このツールで作った写真は必ず受理されますか?
寸法は規格どおりに作れますが、表情・背景・撮影時期などの条件は写真そのものの問題です。最終的な判断は提出先が行います。
