背景透過 — 画像をアップロードせずに切り抜く
人物や商品の背景を自動で取り除き、透過PNGとして保存します。画像はサーバーに送られません。切り抜きの処理そのものが、ブラウザの中で動く機械学習モデルによって行われます。
背景透過のサービスはたくさんありますが、その多くは画像を一度サーバーへ送ります。人の顔や身分証、未発表の商品写真を扱うときは、それ自体が気になる点になります。
このツールは切り抜き用のモデルをブラウザに読み込み、端末の中だけで処理します。最初の1回だけモデルの読み込みに数十MBの通信が必要ですが、そのあとは画像が外に出ることはありません。読み込み中は進み具合を表示します。
うまく切り抜ける写真、苦手な写真
得意なのは、背景と被写体の境目がはっきりしている写真です。人物のポートレート、無地の背景に置いた商品、輪郭のはっきりしたペット。こうした写真はほぼそのまま使えます。
苦手なのは、髪の毛の細い束、透明なグラスやビニール、背景と同じ色の服、ぼけた輪郭です。細い髪は輪郭がぎざぎざになったり、背景の色を巻き込んだりします。ガラスのように向こう側が透けるものは、透明度を正しく判断できません。
商品写真を撮る段階で工夫できると結果が変わります。背景は無地、被写体との明るさの差をつけ、影を落としすぎないこと。この三つで切り抜きの精度はかなり上がります。
品質の設定
| 設定 | 読み込む容量 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 標準 | 小さい | まず試すとき。多くの写真はこれで足りる |
| 高品質 | 大きい | 髪の毛や細部が気になるとき |
透過PNGの扱い
書き出されるのは背景が透明なPNGです。透過を保てるのはPNGとWebPで、JPGには透明という概念がありません。JPGに変換すると透明だった部分は白か黒に塗りつぶされます。
透過画像をそのまま白い背景のページに置くと違和感がありませんが、暗い背景に置くと切り抜きの粗が目立つことがあります。使う場所の背景色で一度確認してください。
ECサイトに商品画像を出す場合は、背景を白で統一するよう定められていることがあります。透過PNGを作ったあと、白い背景と重ねて書き出すと規定に合わせられます。
使うときの注意
- •最初の1回はモデルの読み込みに時間がかかります。2回目以降はブラウザがモデルを保持しているため速くなります。
- •処理は端末の性能に左右されます。古いスマートフォンでは時間がかかることがあるので、パソコンのほうが快適です。
- •大きすぎる画像は処理に時間がかかります。先に画像リサイズで長辺を2,000px程度に落としてからのほうが速く終わります。
- •画像も切り抜き結果もどこにも送信されません。読み込むのはモデルのファイルだけです。
よくある質問
画像はアップロードされますか?
されません。切り抜きはブラウザの中で行われます。外から取得するのは切り抜き用のモデルファイルだけです。
髪の毛がうまく抜けません。
品質を高いほうに切り替えてみてください。それでも難しい場合は、背景と髪の色の差が小さいことが原因であることが多いです。
透明のまま保存するには?
PNGのまま保存してください。JPGに変換すると透明部分が塗りつぶされます。
商用利用はできますか?
切り抜いた画像の権利は元の画像の権利に従います。自分で撮った写真や、利用が許された素材をお使いください。
枚数の制限はありますか?
ありません。ただし1枚ずつの処理になります。
