PDFを画像に — 解像度をDPIで選ぶ
PDFの各ページを画像として書き出します。解像度は画面用から印刷用まで DPI で選べるので、用途に合った細かさで取り出せます。ページ数が多いときはまとめてダウンロードできます。
資料の1ページをスライドに貼りたい、PDFの図をSNSに載せたい、印刷所に画像で入稿したい。PDFのままでは扱いにくい場面で、ページを画像に変換します。
PDFは紙と同じように寸法で作られていて、内部ではポイント(1インチ=72ポイント)で測られています。だから「どのくらいの大きさの画像にするか」は、画素数ではなくDPI(1インチあたりの画素数)で指定するのが自然です。
DPIの選び方
| DPI | A4を書き出したときの大きさ | 用途 |
|---|---|---|
| 108 | 約892×1263px | 画面で見る、SNSに載せる |
| 150 | 約1240×1754px | 資料に貼る。標準的な選択 |
| 216 | 約1785×2525px | 拡大して見せる、細かい図 |
| 300 | 約2480×3508px | 印刷用。商業印刷の基準 |
上げすぎても意味がないことがあります
元のPDFに入っているのが低解像度の画像なら、DPIを上げても細部は出てきません。拡大した粗い画像ができるだけで、ファイルだけが重くなります。文字や図形で作られたPDFは元が数式なので、DPIを上げた分だけ本当に細かくなります。
また、非常に大きなページを高いDPIで書き出すと、端末が扱える画素数の上限を超えることがあります。上限に近づくと自動で抑えるようにしていますが、想定より小さくなった場合はDPIを下げてください。
印刷に使うなら300DPIが基準です。画面で見るだけなら108〜150で十分で、それ以上は読み込みが遅くなるだけです。
画像にすると失われるもの
画像にした時点で、文字は絵になります。選択もコピーも検索もできません。文章を引用したい場合は、PDFのまま開いて文字をコピーするほうが確実です。
リンクやしおりも消えます。PDFの構造そのものが必要な作業(ページの並べ替え、結合、フォームの入力)は、PDF用の道具を使ってください。
逆に、画像にすると誰でも同じ見た目で開けます。フォントが入っていない環境で表示が崩れる心配がなくなるので、レイアウトを固定して見せたいときには向いています。
使うときのこつ
- •必要なページだけ選んで書き出せます。全ページをまとめてZIPで受け取ることもできます。
- •パスワードで保護されたPDFは読み込めません。保護を外してから使ってください。
- •透過が必要ならPNG、写真中心で容量を抑えたいならJPGが向きます。
- •PDFはどこにも送信されません。変換はすべてブラウザの中で行われます。
よくある質問
どのDPIを選べばよいですか?
画面で見るだけなら108〜150、印刷するなら300です。迷ったら150で試して、粗ければ上げてください。
DPIを上げても鮮明になりません。
元のPDFに低解像度の画像が貼られている可能性があります。その場合は元の画像以上には細かくなりません。
文字を検索できますか?
できません。画像になるため文字情報は残りません。文章が必要ならPDFのままコピーしてください。
ファイルはアップロードされますか?
されません。処理はすべてブラウザの中で行われます。
